スキルアップも!老健看護師として働くメリットとは

老健看護師として、働くメリットはいくつかあります。まず看護師として、病院に近い働き方ができる上、基本的には重症な患者がいません。医師も常にいるため、医療的な判断によるプレッシャーが少なくて済みます。また、病院と比べて緊急対応、残業などが少ない分、肉体的、精神的にも余裕を持って働くことができます。看護記録も、病棟と比べて少ない分、短時間で終えることができます。看護師の仕事は多岐にわたり、入居者の健康管理は勿論のこと、家族へのケア、介護士への指導、施設によっては介護業務も行わなくてはいけません。業務が多いように思われますが、その分、介護のスキルも身に付き、キャリアの幅が広がります。

介護のスキルは、家族が介護を必要としたときにも役に立ちます。また、雇用形態を選べるので、小さいお子さんがいる方も、働きやすいです。日勤常勤や、夜勤専属などの求人もあり、パートやアルバイトの求人などもあります。やりがいについても、老健は基本3ヵ月で退所となりますが、それに限ってはおらず、必要に応じて、長期的に入所もできます。その為、入居者に向き合った看護が可能です。1人1人に合わせた看護目標を立て、入居者と共に、一喜一憂しながら自立、在宅復帰に向けて頑張れるので、達成感を得ることができます。医師や、リハビリスタッフ、介護スタッフなど、様々な専門スタッフと協力し連携を取りながら、入居者の在宅復帰を支援できるのは老健の看護師ならではのやりがいです。